東京Tinder日記~第4話 初めてのマッチング

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前回(第3話)のストーリー

友人のヒデユキにTinderの”お作法”を学んだシンヤは、工夫を凝らしながらプロフィール作成にとりかかった。

写真にはなるべく自分のライフスタイルが伝わるよう、友人と旅行に行った時のもの、スポーツをしている時に撮ったものを差し込み、6枚という制限一杯まで載せるようにした。
もともと載せていた写真は、自分の顔がボヤけた集合写真だったので、これでは女性から興味をもたれなくてもしょうがなかった。

「まずは会うまでもってかないと意味ないんだから、プロフィールは最大限いい格好しろ。でも冗長な文章じゃなくて簡潔にな。長文で書いてたって女性は読まないから」
ヒデユキの意見を参考にして、自分なりに色々と文章を思案してみる。
数時間格闘した挙句、出来上がった文章はヒデユキのそれとほぼ変わらないものが出来上がった。

”趣味は映画鑑賞とスポーツ全般。ジムに通ってランニングしてます。あと、食べることが好きなので、恵比寿や六本木あたりでレストラン巡りもしています”

「食べ歩きなんてしてねーし、スポーツも半年に1回のゴルフぐらいだけど・・・まあいいか」

 

 

マッチングははじまりでしかない

プロフィールを変えてから2日後、ようやく初めてのマッチングが成立し、それから立て続けに4件のマッチングが成立した。

マッチングするためにほとんど右スワイプにしていた結果、自分のタイプからだいぶ離れた女性もいたが、5件も成立したことに一瞬気をよくし、全員に挨拶のメールを送ってみた。

「こんにちは。シンヤといいます」

だが、特に何も考えずに送ったメッセージに対し、返事があったのはたった1人だけだった。

「こんにちは。マイです」
自分と同年代の31歳、IT企業で営業事務をしているという彼女のプロフィールには、友人と山に登ったときの写真がのっていた。

「登山が好きなんですか?」

「はい。登山好きです!」

「会社はどの辺ですか?」

「渋谷です!」

質問すれば返ってくる。ただ、あっちから会話をふってくるということは特にない。

いっこうに拡がりをみせないメッセージのやりとりをしながら、シンヤはさっきの挨拶メールが5通中1通しか返ってこない理由が少しだけ分かった気がした。

「こんにちは」だけ言われても、女性は返事に困る。
また”クローズドクエスチョンだと会話は盛り上がりにくい”のだ。

合コンを思い返してみても、よほど積極的な女性でない限り、あっちから会話を盛り上げるようなことはほとんどない。”積極性を求められているのは男性側”なのであるという当たり前の事実に改めて気づいたシンヤは、そのことを頭に叩き込んでメッセージを再開した。

 

 

 

この記事を書いた人 peroro
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